お金を稼ぐ価値とは?|お金に関する哲学者の名言|

お金のことを考えない日はありません。

好きなものを買うのにはお金がいります。

自由な時間を得るためには、お金がいります。

お金がほしい。人間はお金に支配されているのかもしれません。

そんなお金の価値について、哲学者の名言紹介します。

 

カール・マルクス

豊かな人間とは、自身が富であるような人間のことであって、富を持つ人間のことではない。

カール・マルクス

ローマの奴隷は鎖によって、賃金労働者は見えない糸によって、その所有者に繋がれている。賃金労働者の独立という外観は、個々の雇い主が絶えず替わることによって、また契約という擬制によって維持されているのである。

カール・マルクス

労働者は、生産すればするほど、自分が消費するものは減り、価値あるものを創造すればするほど、自分は価値も尊厳もないものになってしまう。

カール・マルクス

人間を人間として、また世界に対する人間の関係として前提してみたまえ。そうすると、君は愛をただ愛とだけ、信頼をただ信頼とだけ、交換できるのだ。

カール・マルクス

私は醜い男である。しかし、私は自分のために最も美しい女性を買うことができる。だから、私は醜くない。というのも、醜さの作用、人をしてぞっとさせるその力は貨幣によって無効にされているからだ。

カール・マルクス

 

 

フリードリヒ・ニーチェ

ある程度までのところ、所有が人間をいっそう独立的に自由にするが、一段と進むと所有が主人となり、所有者が奴隷となる。

フリードリヒ・ニーチェ

金銭を崇拝する人間は自分自身の努力を通し、あるいは自分自身の活動の中に幸福を得ようとする望みを捨てた人間である。

バートランド・ラッセル

 

 

ソクラテス

富は良心をもたらさない。しかし良心は富ばかりでなく、望まれるもの全てを個人にも国家にももたらすのである。

ソクラテス

いかに多くの富を有するか、自慢する者が居ても、いかに使うかが分かるまで、彼を誉めてはならない。

ソクラテス

金を貪ってばかりいて、君は恥ずかしくないのか。評判や地位を気にしても、思慮と真実を気にとめず、己の魂を磨き上げることに、何ら気を使おうとしない。

ソクラテス

 

 

ジョン・ロック

収入は、靴のようなものである。小さすぎれば、われわれを締めつけ、わずらわす。大きすぎれば、つまずきや踏み外しの原因となるのだ。

何故に人間が社交するかといえば、自己の財産を保持したいからである。

ジョン・ロック

 

 

イマヌエル・カント

人が財産を使うに際しては、慎重さとためらいとがある。それは善行ではないし、手腕も能力も必要とはしない。

イマヌエル・カント

 

 

アリストテレス

あたかも金に繁殖能力あるかのごとく、金に金をうませるは最も不自然なり。

アリストテレス

哲学者たちはあまりお金が好きそうではありませんが、資本主義社会という大きな流れの中では、それを意識したほうがいいと思います。