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西洋哲学用語辞典

現象学的還元

意味 なぜ世界があると信じているのか、なぜ信じているのかを考える学問を現象学と言います。そして、世界があると思えるのは、主観と客観が同じであるからだとフッサールは言います。ただ、主観と客観が同じだということは、理論的に証明できません。そのため、主観と客観が同じとなぜ信じているのかを知ることが重要とフッサールは考え、これを考えることを現象学的還元と言います。 哲学者 フッサール 関連用語 主観 客観 […]

現象学

意味 なぜ世界があると信じているのか、なぜ信じているのかを考える学問を現象学と言います。 他人も身体も自分の意識の中で見えているだけなのに、なぜ自分以外の世界があると思えるのかを考えます。 哲学者 フッサール 関連用語 主観

現象界|カント

意味 カントは私達が生きている世界を現象界、物自体がある世界を英知界として区別しました。 哲学者 カント 関連語 現象界|プラトン 物自体 道徳法則 定言命法

現象界|プラトン

意味 私達が住んでいる世界を現象界と呼んで、色々なものの理想の形であるイデアが存在するイデア界と区別しました。 哲学者 プラトン 関連用語 イデア界 イデア

現象|カント

意味 物事を空間的、時間的に捉えて、それを分析することで、人が認識するものを現象と言います。簡単にいうと今見えてる物事を現象っていいます。 ペンギン 僕たちが見ている物事は、すべて人間というフィルターを通して見ているんだね。僕たちが人間である限り、世界の本当の姿を僕たちは見ることはできない。 哲学者 カント 関連語 現象界 物自体 道徳法則 定言命法

現象|プラトン

意味 私達が住んでいる世界を現象界にある物事を現象と言います。 哲学者 プラトン 関連用語 イデア界 イデア 現象界

現実態

意味 モノは素材と形で出来ていて、素材が形作られて出来たものを現実態(エネルゲイア)と言いました。そして、その現実態自体もなにかに変わろうという力があって、その力を持っている状態のことを可能態(デュナミス)と言いました。だから、現実態=可能態になります。そこから形を変えたり、素材を抽出することで、また違う現実態と可能態になっていきます。 ペンギン 人間も現実態かつ可能態だよね。いい意味でも、悪い意 […]

現実原則

意味 社会で生きえるために、道徳的、社会的な考えを持つ超自我と、人間の本能的なリビドーと超自我とのバランスを取る自我を現実原則と言います。 ペンギン 現実原則は超自我と自我ってことだね。 哲学者 フロイト 関連用語 エス イド 快感原則 自我 超自我

言語論的転回

意味 哲学は「神」「倫理」「真理」「正義」等を考えてきましたが、それらのそのものを考えるのではなく、その言葉がどのような意味で使われているのかを分析して、「神」等を考えることを分析哲学といい、今まで主観的であった哲学を、どのような意味で使われているかという客観的な言語の問題に転回させてました。これを言論的転回と言います。 ペンギン 主観的に神や倫理、真理、正義を考えたほうが面白いと思うし、新しいも […]

言葉の恣意性

意味 ただただ、世界を言語で区切って、それが物の定義になっていて、物と言葉の関連性が一意に決まっているわけではないことを言葉の恣意性と言います。 ペンギン 言語って不思議 哲学者 ソシュール 関連用語 シニフィアン シニフィエ