神の見えざる手

意味

市場経済において、各個人が自己の利益を追求すれば、結果として社会全体において適切な資源配分が達成されるとする考え方を指します。つまり各個人が利益を追求することは、一見、社会に対しては何の利益ももたらさないように見えるけれども、あたかも「神の手」によって導かれるように、社会全体の利益となる望ましい状況が達成されるということを、神の見えざる手と言います。

これは各個人が自己の利益を追求すると、そこで競争が起き、結果として、売るために商品が安くなって、みんなが買えて幸せになるって流れです。

ペンギン
でも、自己の利益を追求したら、みんな幸せになるって本当にそうなのかな?みんなが自己の利益を追求し続ける社会って、競争がずっと起きてるってことだと思うから、経済は潤うかもしれないけど、いつまでも敗者が居続ける世界な気がする。

哲学者

アダム・スミス

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