今回は、ビジネスに役立つ哲学書を紹介しようと思います。
その本はヒルティの幸福論です。
タイトルからビジネス書ではないと思った方もいるかもしれませんが、ヒルティは、仕事をすることが人生で最も幸せになれる方法であると考えているので、この本の多くが仕事に関することを記載しています。
この本を読んでから、仕事に対する考え方が変わり、仕事に対して自分の創造性を発揮できる素晴らしいものであると思えるようになりました。
この本の中でも、ビジネスに役立つという点では、
第1章 仕事の上手な仕方
第6章 時間のつくり方
が特におすすめです。
これ以外の章はかなり難しく読むのに根気がいります。
でも、仕事以外に重要なこと(愛、良い習慣等)も書かれているので、読むことに挑戦してみるのもいいかも知れません。
本に書いている仕事に関する内容をいくつか紹介します。
- 真の仕事ならどんなものであっても、必ず真面目にそれに没頭すれば間もなく興味がわいてくるという性質を持っている。人を幸福にするのは、仕事の種類ではなく、創造と成功とのよろこびである
- 最も愉快な、最も報いられることの多い、その上で最も安価な、最も良い時間消費法は、常に仕事である
- 仕事を妨げるのは、主として怠惰(たいだ)である。ひとは誰でも生まれつき怠惰なものだ。(中略)生まれつき働き好きな人間などありはしない
- ある人は特別な感興(やる気)のわくのを待つが、しかし、感興(やる気)は、仕事に伴って、またその最中に、最もわきやすいものなのだ
- 1番良いやり方は、比較的狭い範囲を完全に仕上げて、そのほかの広い範囲については、本質的な要点だけに力を注ぐことである。あまりに多くを望むものは今日では、あまり成績のあがらないのが普通である
気になる言葉はありましたでしょうか?ヒルティはたくさんの素晴らしい言葉を残してくれているので、
ぜひ、読んでみてください。
この本を読めば、あなたは仕事で幸せになれると思います。
こちらの本▼の翻訳のほうが読みやすいのと、文字が大きいので、値段とサイズが気にならない方はおすすめです。
仕事に関する章の解説をしているので、良かったら見てみてください。
第1章 仕事の上手な仕方はこちら▼
この記事を読んでもらいたい人 幸せになりたい人 仕事が楽しくない人 仕事を楽しみたい人 ヒルティの幸福論が難しすぎてわからない この記事のYoutubeはこちら 仕事が楽しくない。 仕事[…]
第6章 時間の作り方はこちら▼
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