西洋哲学用語辞典

快楽計算

意味人は快楽を求めて、苦痛を避けるものとして、快楽と苦痛の数量化を試みられました。快楽を強さ、持続性、確実性などの視点で計算され、これを快楽計算と言います。快楽計算により点数の高い人が多いほど幸福な社会だとベンサムはいいました。ペンギン今の世の中は、一部の人が快楽計算が高くて、多くの人が快楽計算が低いよね。なんでこんな事になっただろう？哲学者ベンサム関連語ー

意味 2つの事柄が、一方は原因、他の一方はその結果というつながりのあること。ヒュームはこの因果関係を疑って、99回おなじ原因により、おなじ結果になったとしても、100回目はわからないと言いました。そして、因果関係は経験による思い込みであって、自然界に存在しないと考えました。このように自然科学自体に懐疑の目を向けることを懐疑論と言います。ペンギン物事に対して本当かな？ってあれおかしいな？って思う […]

階級闘争

意味人が生きるために必要な衣食住を生産する設備、土地、原材料をを持つもの（資産家等）が支配階級となり、その支配階級が持たざるものを支配していきます。ただ、技術の発達により支配されている人たちが自ら生産手段を持つようになると階級闘争が起こって新しい生産関係の時代が生まれるとマルクスは言います。ペンギン今の時代でも、資産家は人生のゲーム自体がイージーモードだよね。哲学者マルクス関連用語生 […]

快感原則

意味快を求めようとする傾向が人間の心理を基本的に支配しているという考え方を快楽原則と言います。哲学者フロイト関連用語エス現実原則自我超自我

オプティミズム

意味世界は最高に向かっているという考え方をオプティミズムと言います。世の中の不幸や害悪はただわれわれが全世界のほんの一部しかみていないからそう思われるだけであって、世界全体を見渡すことができるならば常により完全な方向に向かっていることがわかるという考え方。哲学者ライプニッツ関連用語ー

音声中心主義

意味文字は声を代理するためのコピーだとして、声は文字より価値が高いという考えを音声中心主義と言います関連用語差延

オリエンタリズム

意味西洋社会による身勝手な東洋のイメージのことをオリエンタリズムといって、サイードは批判しました。西洋社会からみた東洋社会は、異質なものであり、「感情的」や、「近代化されていない」といったイメージで東洋社会を捉えました。西洋は論理的で正しく世界を理解しているとして、東洋に教育するべきという西洋優位の思考は良くないとサイードは言います。ペンギンそもそも、論理的なことが優位であることからして、よ […]

オッカムの剃刀

意味説明は簡単で単純であったほうがいいという考えをオッカムの剃刀と言いました。人間が後から区分けした動物や人間という自然界に存在しないものを考える必要はなく、実際にある一つ一つの物に対して探究していくほうがいいとオッカムは考えました。ペンギン哲学自体がめちゃくちゃ複雑だよね。哲学はいいことたくさん言ってるからもっと簡単にしたほうがいいのにとおもってこのサイトを作ってるよ。ペンギンはオッカムの […]

大きな物語

意味近代（約1914年）以前はヘーゲルやマルクスのように、人類全体の進歩について考えるものとして、大きな物語と言いました。科学技術が発展すれば人類は幸せになれると考えられていましたが、核兵器や戦争、環境破壊等により、この大きな物語の時代は終わったとリオタールは言いました。哲学者リオタール関連用語ポストモダン

王権神授説

意味王の権限は神に与えられたものといういう考え方を王権神授説と言います。関連用語ー