可能態
意味 モノは素材と形で出来ていて、素材が形作られて出来たものを現実態(エネルゲイア)と言いました。そして、その現実態自体もなにかに変わろうという力があって、その力を持っている状態のことを可能態と言いました。だから、現実態=可能態になります。そこから形を変えたり、素材を抽出することで、また違う現実態と可能態になっていきます。 ペンギン 人間も現実態か可能態だよね。いい意味でも、悪い意味でも、日々形を […]
意味 モノは素材と形で出来ていて、素材が形作られて出来たものを現実態(エネルゲイア)と言いました。そして、その現実態自体もなにかに変わろうという力があって、その力を持っている状態のことを可能態と言いました。だから、現実態=可能態になります。そこから形を変えたり、素材を抽出することで、また違う現実態と可能態になっていきます。 ペンギン 人間も現実態か可能態だよね。いい意味でも、悪い意味でも、日々形を […]
意味 人は五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)によって、空間的に時間的に捉えて、それらを分析することによって、物事を認識します。その分析することをカテゴリーとカントは言いました。カテゴリーは4グループに分かれて、細分化すると12個あるといいます。例えば、因果性は原因と結果の関係を分析するカテゴリーです。 量(単一性、多数性、全体性) 質(実在性、否定性、限界性) 関係(実体性、因果性、相互性) 様 […]
意味 すべての人に1つの共通の特徴がないけれど、相互に似ているところがあるので、なんとなくみんなが似ているように見えることを家族的類似と言います。例として、父親と母親は似ていませんが、その子供はそれぞれの親の特徴を持っていて、その3人が揃うと家族に見えるといったものです。これは家族以外の言葉にも適応できて、正義という言葉でもすべての考えに1つの共通的な特徴があるわけではないということが言えます。 […]
意味 家族は愛情で結ばれている対立のない共同体ですが、個人の意識は独立出来ていません。また、家族の呪縛があるとへーゲルはいいました。 ペンギン なかなか難しい概念。 哲学者 ヘーゲル 関連用語 市民社会 国家
意味 世の中から忘れられて生きたほうが幸せという考え方。誘惑から離れて、田園の中で、友達との友情を大切にしながら静かに暮らすことをエピクロスは提案しました。これを隠れて生きよといいます。 哲学者 エピクロス 関連用語 エピクロス派 平安な心の境地(アタラクシア)
意味 自分で自分のために良いと思って決めた行動を格率といいます。 哲学者 カント 関連語 ー
意味 競争や格差によって生まれた富は、体が不自由であったり、恵まれない人の生活を改善することにつながるものでないといけないとロールズは考え、これを格差原理といいます。 ペンギン 格差原理に関しては少し疑問がある。富は、格差や競争から生まれているもので、それを恵まれない人たちに還元しても、すべてを救うことはできないと思う。そもそも格差作らず競争をしないという発想も必要な気がする。でも、格差や競争って […]
意味 レヴィナスは、正体不明の?であるイリヤを恐れました。でも、他者の顔と対峙するとき、イリヤの恐怖から開放されるといいます。それは人は他人を認識したときに、理性からではなく、無条件で他者に倫理的な責任を持つためです。そして、イリヤに顔ができて、正体不明でなくなり、恐怖から開放されるとレヴィナスは言いました。 ペンギン なぜ他の人が存在しているかわからなくなる。他の人が存在しているということ自体が […]
意味 人は快楽を求めて、苦痛を避けるものとして、快楽と苦痛の数量化を試みられました。快楽を強さ、持続性、確実性などの視点で計算され、これを快楽計算と言います。快楽計算により点数の高い人が多いほど幸福な社会だとベンサムはいいました。 ペンギン 今の世の中は、一部の人が快楽計算が高くて、多くの人が快楽計算が低いよね。なんでこんな事になっただろう? 哲学者 ベンサム 関連語 ー
意味 2つの事柄が、一方は原因、他の一方はその結果というつながりのあること。ヒュームはこの因果関係を疑って、99回おなじ原因により、おなじ結果になったとしても、100回目はわからないと言いました。そして、因果関係は経験による思い込みであって、自然界に存在しないと考えました。このように自然科学自体に懐疑の目を向けることを懐疑論と言います。 ペンギン 物事に対して本当かな?ってあれおかしいな?って思う […]