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哲学用語辞典

アレテー

意味 全てのものには、それぞれ固有の性質があって、その中で一番重要なもの。日本語で「徳」その徳が何であるのかを知ることで善く生きることができます。ソクラテスは人間のアレテー「徳」を善と悪とを理性的に判断する「知」って言いました。 ペンギン ソクラテスは人間のアレテーを「知」といったけど、君だけのもつ性質で、一番重要で、できたら人に役立つことがアレテーだとペンギンは思う。君のアレテーは何かな? ちな […]

アンガージュマン

意味 サルトルは、理想に向かって積極的に社会に参加し、みずからの手で理想を実現することと訴えました。そのように理想に向かって、積極的に社会に参加することをアンガージュマンと言います。 ペンギン 自らの手で理想を実現する。それってすごく難しいことだけど、挑戦しないと始まらないよね。ペンギンの理想は好きなことだけをして生きる! 哲学者 サルトル 関連用語 ー

あれも、これも

意味 「あれも、これも」も取り込んで、アウフヘーベンして、ジンテーゼ(普遍的な真理)を探究する。 ペンギン すべてを取り込んで僕たちはひとつになる! 哲学者 ヘーゲル 関連用語 弁証法 アウフヘーベン ジンテーゼ 反対語・対義語 あれか、これか

あれか、これか

意味 「あれか、これか」を選択して、自分にとっての心理を信じる。ヘーゲルにとっての真理はみんなが納得する普遍的なものですが、キルケゴールは私にとって真理であるような真理が大切でした。 ペンギン 自分にとっての真理が大切って生き方が出来たらいいね。 哲学者 キルケゴール 対義語 あれも、これも

あるものはある。ないものはない。

意味 万物の起源のアルケーに対して、世界はそもそも変化しないと言います。変化は、物質が有から無になったり、有から無になることと定義して、そんなことはありえないと言いました。 ペンギン 確かにそう言われるとそんな気がしてくる不思議。でも、ないものがある(ないという空間がある)とも言えそう。 哲学者 パルメニデス 関連用語 アルケー

あるところのものではなく、あらぬところのもの

意味 人間は、過去から今までのものではなく、未来のものであるということ。この無限の可能性、自由が人を不安にさせます。サルトルは、人は他人から与えられた役割を演じることで、この不安から逃れようとしてしまうと考えました。 ペンギン 僕たちは自由であるがゆえに苦しむか。僕たちは仕事であったり、学校であったり、本当の自由ではないから、本当の自由になったとき果たして、苦しむのかな? 哲学者 サルトル 関連用 […]

アルケー

意味 万物の起源のこと。紀元前600年ほどの時代。哲学者たちは万物の起源を「水」や「空気」や「無限なるもの」や「数」、「原子」といったように万物の起源を探求しました。 ペンギン 哲学の始まりの時期に生まれた言葉。 哲学者 アリストテレス等 関連用語  アトム

ア・プリオリ

意味 人間全員が持つ共通の経験の仕方(感性の形式)、理解の仕方(悟性のカテゴリー)が存在していて、その理解の仕方をア・プリオリと言います。 ペンギン 人の認識の仕方が同じだとすると、僕が認識している赤色と、君が認識している赤色は同じ色に見えるってことだね! 哲学者 カント 関連用語 感性の形式 悟性のカテゴリー

アパテイア

意味 人は様々な欲望がありますが、理性(ロゴス)で制限して、禁欲的に生きるように心がけていると、自然と調和でき、欲望から解き放たれた境地であるアパテイアに到達できます。ゼノンは、これこそが不安のない最高の幸福だとゼノンは考えました。 哲学者 ゼノン 関連用語 ー

アナムネーシス

意味 イデアを思い出すことをアナムネーシス(想起説)といいます。人は生まれる前に、愛、正義、円の形それぞれの理想の形であるイデアを見ていたからこそ、それを思い出して、理解することが出来ます。 哲学者 プラトン 関連用語 イデア