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哲学用語辞典

エディプスコンプレックス

意味 乳幼児期に、無意識に異性の親の愛情を得ようとして、同性の親に対して嫉妬することをエディプスコンプレックスと言います。   ペンギン フロイトは無意識に着目していることがすごい。ある研究だと人は結局、無意識で動いていて、心はただそれを脳が意味づけしているだけという話があったりするよ 哲学者 フロイト 関連用語 リビドー 超自我 自我

エス

意味 自我が出来るまでの初期段階。乳児は本能的な欲動(リビドー)を蓄えた無意識の領域をエスと言います。 哲学者 フロイト 関連用語 リビドー 超自我 自我 エディプスコンプレックス 同義語 イド

エートス

意味 習慣のこと 哲学者 アリストテレス 関連用語 ー

エイドス

意味 アリストテレスは、プラトンのイデアという考え方に疑問を持っていて、現実の世界にあるものは、イデアの模造品(ミメーシス)などではなく、現実に存在する形+素材で成り立っていると考え、その形のことをエイドスといいました。素材はヒュレーと言いました。 ペンギン 哲学の始まりの時期に生まれた言葉。 哲学者 アリストテレス 関連用語  ヒュレー(質料) 同義語 形相

英知界

意味 私たちは五感を通して、世界を見ているため、本当の世界の姿を見ることはできません。その本当の世界を英知界と言います。そして、英知界には、道徳法則というものが存在して、人の心に対して、良心の声を訴えてるそうです。 ペンギン プラトンのイデアと似たようなものが出てきたね。ペンギンもいつかイデアや英知界に行ってみたい! 哲学者 カント 関連語 イデア 現象界 物自体 道徳法則 定言命法

永劫回帰

意味 時間を無限であるということと、全てが原子から出来ていると考えていると、今と全く同じ歴史が過去にも未来にも存在しているといえます。そう考えたニーチェは、歴史の進歩も前進もなく、同じことを繰り返す円環運動している時間の中で変化するのみだといって、これを永劫回帰と言いました。 ペンギン 歴史を繰り返すということは、過去にも未来にも、同じ人生を生きた自分がいるなんて・・・転生しても結局今の人生と同じ […]

永遠の相の下

意味 人間には自由な意志はなく、神の考えのもとに動いています。なので、あなたに起きていることは永遠の中の自然現象の1コマでしかありません。でもその1コマがいないと成り立たないとも言えます。このことを永遠の相の下といいます ペンギン 人間には自由な意志はない?!じゃあ、僕って一体何なの・・・ 哲学者 スピノザ 関連語 汎神論

運命愛

意味 人生は永遠に繰り返されていることを、「これが生きるということか。ならばもう一度」と肯定的に受け入れることを運命愛といいます。 ペンギン 因人生をもう一度やり直すときに、また同じ人生をやり直したいって思える人ってすごすぎる。 哲学者 ニーチェ 関連語 ー

因果関係

意味 2つの事柄が、一方は原因、他の一方はその結果というつながりのあること。ヒュームはこの因果関係を疑って、99回おなじ原因により、おなじ結果になったとしても、100回目はわからないと言いました。そして、因果関係は経験による思い込みであって、自然界に存在しないと考えました。 ペンギン 因果関係があるってこと自体が思い込みって言われると、なにが論理的なのかわからなくなる。でも、すべてが100%では発 […]

イリア

意味 フランス語の「il y a」という言葉で、「~がある」の意味。レヴィナスは主語なき存在をイリヤと呼びました。正体不明の?がある。の?がイリアになります。ユダヤ人の大量惨殺において、大切な人がほとんど殺されたにも関わらず、世界がただ「ある」ことに恐怖し、レヴィナスはこのただ「ある」=存在するということに、恐怖しました。 ペンギン 僕たちはただ存在する。存在するって一体どういうことなんだろうね。 […]