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ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン

言語論的転回

意味 哲学は「神」「倫理」「真理」「正義」等を考えてきましたが、それらのそのものを考えるのではなく、その言葉がどのような意味で使われているのかを分析して、「神」等を考えることを分析哲学といい、今まで主観的であった哲学を、どのような意味で使われているかという客観的な言語の問題に転回させてました。これを言論的転回と言います。 ペンギン 主観的に神や倫理、真理、正義を考えたほうが面白いと思うし、新しいも […]

言語ゲーム

意味 言語ゲームは、ルールに従った人々のふるまいであり、そのふるまいの何らかの一致が言葉の意味を保証しています。人々はすでにある言語ゲームの中に生み落とされてそのゲームを身につけます。なぜ言語ゲームがあるのかは説明できませんが、この世界を成り立たせている根底的なものです。このゲームは刻々と生産されて、無数のゲームが存在します。一つのゲームは外から観察できて記述でき、人はいくつものゲームを同時に生き […]

家族的類似

意味 すべての人に1つの共通の特徴がないけれど、相互に似ているところがあるので、なんとなくみんなが似ているように見えることを家族的類似と言います。例として、父親と母親は似ていませんが、その子供はそれぞれの親の特徴を持っていて、その3人が揃うと家族に見えるといったものです。これは家族以外の言葉にも適応できて、正義という言葉でもすべての考えに1つの共通的な特徴があるわけではないということが言えます。 […]